隣の犬がうるさい時に実際に効果があったトラブル解決対策6選
近所の犬がうるさい!夜中に吠えられて睡眠不足、寝れない。ストレスだ…
犬を飼ってて注意したいのがご近所への騒音対策。
ご近所さんへの配慮として、ドッグトレーナーに相談して無駄吠えをしないよう調教することもできますが、中にはご近所さんへの配慮が足りず、トラブルへ発展する事案が多数あるようです。
この記事では、近隣のワンちゃんがうるさくて悩む方々が実際にトラブルを解決した自己防衛手段をご紹介していきます。
STEP1.まずは飼い主に直接伝える
犬がうるさくて迷惑なのに、あなたがガマンする必要はありません。遠慮なく飼い主へ伝えましょう。
ご近所トラブルにならないよう言葉は選ぶ必要はありますが、飼い主に気をつかう必要はありません。
飼い主からしてみれば、言われて初めて気づくというパターンがかなり多いです。
迷惑してる方がいるんだと意識さえしてもらえれば、何かしらの配慮をしてもらえるかもしれません。
私の場合は、後日菓子折りを持って謝罪にきたご家族がいますが、それからトラブルに発展する事はありません。
マンションにお住まいの場合、管理人さんか不動産へ相談しましょう。自分の代わりに動いてくれるので、匿名性が保たれたままトラブルが回避できる場合が多いです。
STEP2.地域の保健所に相談する
あまり知られていませんが、保健所は近隣の犬の騒音問題にも対応してくれます。
直接飼い主へコンタクトをとってくれるだけではなく、飼い主に騒音問題の解決策、無駄吠えをなくすしつけの指導もしてくれるようです。
STEP3.警察に相談する
直接言ってもダメ、飼い主がそもそも態度を改めるつもりがなさそうな場合、警察に頼らざるをえません。
注意した方がいいのは必ず、“直接伝える”という段階をふんでから実行すること。なんの前触れもなく警察に介入されたことで、ご近所さんと仲違いになる可能性があります。
警察が自宅にくることで、ことの重大さを知らせることができます。直接言ってダメなら警察に。
ただし、警察が介入したところで法的な力はありません。それでも飼い主に分かってもらえなない場合、法的手段に乗り出すしかありません。
STEP4.民事調停を起こす
保健所や警察に相談して、それでも飼い主が身勝手な態度をとり続けた場合、裁判をおこし法的拘束力を頼らざるをえません。
ただ問題なのが、裁判に勝ったとししても慰謝料請求できる額は数十万程度であることが多く、弁護士費用を考慮すると費用倒れになってしまうのは明らかです。
金銭的な問題から考えて、まずは民事調停をおすすめいたします。
民事調停とは、調停委員という仲介人の方が間に入り話し合いを進めます。トラブルで悩む者同士が互いに分かり合えるよう話し合いの場を設けるのです。
費用にして数千円。裁判と比べると敷居が低いので、裁判を起こす前には民事調停を検討し、専門家へ相談することです。
STEP5.裁判を起こす
最終手段は法的な力をもって強制執行です。
ただし裁判を起こしたとしても勝てる見込みはありませんし、金銭的な問題もつきまといます。
裁判に発展することはなかなかないかもしれませんが、裁判を起こさなければならないほどお困りの方は一度、弁護士さんへご相談されるとよいでしょう。
番外編 地域の自治会などのコミュニティで話題にしてもらう
都市部では関係ない話かもしれませんが、回覧板が回る地方では地域のコミニュティが存在しています。
町内会長さんがいて、道路愛護などで定期的に集まるような交流の場ですね。
その交流の場で、ご近所の犬がうるさいと話題にあげてもらうと効果的な場合が多いようです。
回覧板で犬の飼い主への注意を促してもらえれば、匿名性を守ったままトラブルを回避できた実績があるようです。