【犬がお手をしない】最短1日で出来るお手の教え方講座

犬がお手をする様子

犬にお手を教えていない飼い主さんってたまにいらっしゃいますよね!

もちろん、それが悪いなんて事は一切ありません!

この記事は、愛犬がお手を覚えたら…「今よりちょっと楽しくなるかも?」という内容になっています。

犬を躾ける内容になっていますが、遊びの延長にある躾ですので、肩の力をぬいてご覧ください!

犬にお手をしてもらうメリットとは?

意外と知られていない“お手”のメリットをご紹介!

「お手」は犬と飼い主の愛を深めてくれる

もしお手が出来たら「うちの子にも出来るんだ!」「私にも出来るんだ!」という自信と信頼につながりますよね。

初めて犬を飼うときに非常に重要なことなんです!

お手をする事で飼い主が喜ぶ姿が見れて、それで自分も褒められるんですから、犬にとってそれ以上に幸福なことはありません。

言葉は分からずとも、飼い主の愛情はしっかり伝わります

飼い主と犬との関係性がよりよいものになっていくでしょう!

飼い主と愛犬にとって、“お手”とは言葉の壁をこえるコミュニケーション手段のひとつなんですね!

飼い主と愛犬が楽しくお手の練習をしてる様子です。信頼関係を築いてるようにも見えますね。

「お手」は犬をおとなしくさせる魔法の呪文

「服従」とはネガティブな意味ではなく、ポジティブな意味合いで捉えていただければ!

もし、愛犬が精神的に不安定で、知人や友人によく吠えたりする場合、我に返してあげることが重要になってきます。

どんな状況であろうと、飼い主の“お手”という一言で、大人しくなるワンちゃんはけっこう多いようです。

“お手”だけではなく、“待て”や”お座り”を覚えさせれば、ガマン強いワンちゃんになるでしょう!

室内犬に覚えさせると何かと便利

室内で犬を飼育する場合、散歩を終え部屋にあげる際に手を拭いてあげなければなりません。

力づくでふきふきするよりも、“お手”で手を前に出させ、自然な流れで汚れをふきとる事が可能です。

あと床を傷つけないよう定期的に爪を切ってあげた方がいいのですが、その時にも“お手”は便利ですね。


“お手”とは違いますが、しつけていると、散歩を終え自宅に戻戻った時に自分で足をあげるようになります。

お手の教え方

本題の「お手をさせる方法」の手順をご紹介します。

手順といっても小難しい説明はなく、同じ動作を分かりやすい態度で繰り返すだけでOK。

愛犬の左手(むかって右)を優しく持ち上げ、ハッキリとした口調で「お手」と伝えます

ワンちゃんの左手(人から見て右)側の手を優しく持ち上げ、ハッキリとした口調で「お手」と伝えてください。

5秒ほど手を持てれば成功と言っていいでしょう!

この時点で“お手”っぽいことが出来ましたらオーバーなリアクションで犬を褒めちぎってください。

言葉が伝えられないからこそ態度で見せるのが大事なんです!

褒める時にオヤツを与えるのも効果的です。
褒める時にオヤツを与えるのも効果的です。

「お手」という言葉だけで、手を差し出せるまで練習しましょう

覚えがいい子だと1日で、落ち着きがなく覚えが悪い子でも3日ほどで覚えられることが多いようです。

“お手”を覚えさせる時に注意すること

いやがったらすぐに止めましょう

覚えが悪い時に怒らないこと!お互いのストレスになってしまってはしつけになりません。

「お手をすると楽しいよ!」「良いことがあるよ」と覚えてもらいたいため、言うことを聞いてくれない時は練習は後日に。

愛犬の機嫌がいい時に試しましょう。

オヤツの与えすぎに注意

躾ける場合、オヤツを使うのは常習手段なのですが、犬に「お手をすればオヤツがもらえる」という認識をされてしまっては困ります。

「お手=オヤツ」ではなく「お手=いい事」という認識になるよう心がけましょう。

オヤツだけではなく、おもいっきり褒めること、なでることが重要です。

最後に

お手をしつける際に飼い主もしっかりと勉強になったはずです。

はっきりした口調と態度で伝えないと犬には伝わらないということ。

犬は言葉は分かりません、言葉の音の響きや飼い主の体の動きを見て覚えます。

プロのドッグトレーナーさんの”お手”トレーニング動画を見ても、それはしっかり理解できますね。

比較的カンタンな“お手”のトレーニングで、飼い主と愛犬の双方がステップアップできますよ~というお手の教え方講座でした。